ネット社会

稲田朋美防衛相の答弁撤回、謝罪と「一部報道」

大阪の森友学園への土地取引を巡る問題に関連して、稲田朋美防衛大臣が14日午後、前日の参院予算委員会で「森友学園や籠池理事長の事件を受任し顧問弁護士だったことはない。裁判を行ったこともない」としていた答弁を撤回し、謝罪しました。「2004年…

「世界は本当は広いのです」―他人ごとではない「『死ぬくらいなら辞めれば』ができない理由」 ※追記・毎日新聞が1面トップで紹介

電通の新人社員だった女性が昨年12月に自殺し、長時間労働による過労うつ自殺と認定されたニュースは、社会の関心も高いようようで、マスメディアも続報を伝えています。それだけ、他人ごとではなく、わが身にも起こりうることと受け止めている人たちが少…

辺野古の今を伝える沖縄2紙のツイッターアカウント

沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先として日米両政府が合意している名護市辺野古地区では、日本政府が普天間飛行場の代替基地建設を進めようとしていることに対して、市民らが抗議活動を続けています。現地の動きが本土マスメディアで伝えられる機会は決して…

【憲法メモ】6月16日〜26日:平良夏芽さん「憲法9条が無くなっても、沖縄には何の損失もない」ほか

憲法に関連した論考やニュースで目に留まったものをまとめた【憲法メモ】です。 ▽江川紹子さん「【裁判記録は誰のものか】『これは国民の知る権利の問題です』」(ヤフーニュース、2013年6月16日) http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130…

飛行するオスプレイの追尾と検証2〜琉球新報「ウオッチオスプレイ」

以前のエントリー「飛行するオスプレイの追尾と検証〜沖縄タイムス『うまんちゅ監視委員会』」で、マスメディアがオスプレイがいつ、どこをどのように飛んだかを独自に検証するための一助として、沖縄タイムスがフェイスブック上に開設した「オスプレイうま…

飛行するオスプレイの追尾と検証〜沖縄タイムス「うまんちゅ監視委員会」

沖縄の米軍普天間飛行場に配備された垂直離着陸輸送機オスプレイは、4日から飛行訓練を開始しました。日本本土でも新聞、放送の各メディアが報じています。いずれは沖縄にとどまらず、日本各地の空を訓練で飛ぶことが伝えられており、本土に「沖縄だけの問…

何を報じていないか〜週刊金曜日「ウェブ時代のメディアリテラシー」

発売中の週刊金曜日(1月14日号)が特集「煮詰まるマスコミ 見えない社会 ウェブ時代のメディアリテラシー」を掲載しています。佐藤卓己氏、西垣通氏のそれぞれの長文談話記事とともに、直接、マスメディアやジャーナリズムに関係するものとして、三橋順…

再び「ジャーナリズムを担うのはだれか」

明治学院大社会学部での非常勤講師は今週末10日の授業で全14コマを終えます。前回(3日)と次回で「新しいジャーナリズムへ」と題して、新聞を中心にこれからのマスメディアとそこで働く記者のありようについて、さらにはマスメディアの専有ではない多…

週刊東洋経済の特集「激烈!メディア覇権戦争」

週刊 東洋経済 2010年 7/3号 [雑誌]出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/06/28メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る 6月28日発売の週刊東洋経済(7月3日号)が「メディア覇権戦争」の特集を組んでいるの…

新聞記者とジャーナリストの間

4月から毎週土曜日午前中の日課になっている明治学院大社会学部の非常勤講師の講義では、6月26日の前回まで3回にわたって「新聞記者とジャーナリストの間」をテーマに話しました。早いもので残りは7月3日と10日の2回。この2回で、授業全体を通じ…

大学生が「新聞」に持つイメージ

明治学院大社会学部の非常勤講師の授業で先日、学生たちに新聞に対して持っているイメージを挙げてもらいました。「新聞に接触している人は91・3%」との調査結果が先ごろ、日本新聞協会から発表されましたが、新聞の読まれ方に年代によって差があること…

「ニュースが僕を探してきてくれる」時代

毎週土曜日の午前中に行っている明治学院大学社会学部での非常勤講師の講義は、5月22日で7回が終わりました。以前のエントリー(「紙面、取材組織、記者クラブの『三位一体』」的な縦割り〜ネット以前と同じ新聞メディア」)で触れましたが、「可視化さ…

総務省消防庁がツイート開始〜災害時の情報伝達は多様かつ強靭がいい

消防・防災の国の元締めである総務省消防庁が18日、ツイッターの公式アカウントの運用を始めました。米twitter社の認証を取得済みのほかホームページにもリンクがあり、成り済まし対策を取っています。18日だけで1万人以上がフォロー(19日午前零時現…

紙面、取材組織、記者クラブの「三位一体」的な縦割り〜ネット以前と同じ新聞メディア

明治学院大社会学部での非常勤講師は24日が3回目の講義でした。初回の概論紹介に続き第2回(17日)から本論ということで、計4回分をめどに「可視化されるマスメディア」をテーマに話を進めています。 ここで言う「マスメディア」は新聞と放送に特化し…

原口大臣「津波ツイート」会見詳報から読み取れること〜記者もツイッターやってみたらいい

一つ前のエントリー「原口大臣の津波ツイートと『マスメディア報道の可視化』」は多くの方に読んでもらえました。ご訪問いただいた皆さま、コメントを投稿いただいた皆さま、ありがとうございました。 エントリーには、ツイッターのなりすましの恐れについて…

原口大臣の津波ツイートと「マスメディア報道の可視化」

2月27日に発生したチリ大地震の影響で28日、津波が日本の太平洋岸各地に押し寄せました。大きな人的被害はなかったものの、海水が市街地に流れ込んだ宮城県気仙沼市、海水が川をさかのぼった千葉県鴨川市など各地の映像や写真をテレビや新聞で見るにつ…

新聞が培ったジャーナリズムの今後の居場所〜ネットに抜かれた日に考えたこと

※「新聞ジャーナリズムの居場所〜ネットに抜かれた日に考えたこと」から改題しました(2010年2月24日午後0時半) ここのところ、このブログのエントリーに新聞産業の沈滞と先行きのいっそうの苦境感、その中でのジャーナリズムとジャーナリストのあ…

記者「我々の商売が、なくなっちゃいますねえ」〜山本一太議員のツイートが示すもの

先日、ツイッターのタイムラインを眺めていて、自民党の“ツイッター議員”として知られる山本一太参院議員のツイートが目に止まりました。 舛添氏のぶら下がりが終わった後、取材していた何人かの記者に、こう言われた。「え?一太さん、こんなに細かく、ツイ…

新聞記者は「血の粛清」後、プロとして残れるのか〜読書「フリーからお金を生みだす新戦略」

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/11/21メディア: ハードカバー購入: 133人 クリック: 3,796回この商品を含むブログ (531件) を見る 著者のクリス・アンダーソン…

堀江貴文さん「新聞読まなくてもTwitterで世の中の動きわかる」〜週刊ダイヤモンドが特集

現在発売中の週刊ダイヤモンド(1月23日号)が特集「2010年ツイッターの旅」を掲載しています。表紙はツイッター・ユーザーのアイコンを集めたもので、同誌編集部のアカウントを通じて募集していました。週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]出版…

なぜ記者クラブが会見を主催するのか〜総務省と外務省の開放に差

あらかじめ明らかにしておくと、わたしは個人的には、記者クラブはないよりはあった方がいいと考えています。廃止か存続かではなく、ありようが問題です。 政権交代後の閣僚記者会見の開放をめぐって、どうにも気になる動きが年明け早々に起きました。原口一…

鳩山首相のTwitterで政治報道が変わる?(追記あり)

新年を期して、ということでしょうか。鳩山由紀夫首相が1日、Twitterのアカウントとブログ「鳩カフェ」を開設しました。初のつぶやきは次の通りです。 みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日からツイッターとブロ…

明けましておめでとうございます

昨年は多くの方に訪問いただき、ありがとうございました。 ことし春には、このブログも運営丸2年になります。この間、わたしが身を置く新聞産業は産業としていよいよ厳しさが増し、なかなか明るい話題がありません。企業としての生き残り競争だけが突出して…

メディアのありようを変えるTwitter

Twitterのアカウントを取得したのは今年5月だったのですが、最初はおもしろさがよく分からず事実上放置していました。その後、あちこちでTwitterが話題になっているのを見聞きし、知り合いのアカウントを探すところから始めて今ではほぼ毎日、なにがしか「…

放送レポートに「記者もメディアも見られている」寄稿しました

メディア総合研究所が発行している「放送レポート」222号(2010年1月号)に「記者もメディアも見られている」とのタイトルで寄稿しました。このブログで書いてきた以下のエントリーの内容を整理してまとめたものです。※関連過去エントリー マスメデ…

読書:「2030年 メディアのかたち」(坪田知己 講談社現代プレミアブック)

2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)作者: 坪田知己出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/29メディア: 新書購入: 5人 クリック: 73回この商品を含むブログ (10件) を見る 読み始めて間もなく、もやもやとしていた頭の中がすっきり整理されてい…

スイッチオン・プロジェクトの仙台シンポ概要アップ

以前のエントリーでお知らせしましたが、「スイッチオン」プロジェクトが11月28日(土)にイベント「仙台キャラバン」を行います。わたしも参加する「ライティング・ワークショップ」と、同時進行で行われるシンポジウムの2本立て。そのシンポジウムの…

ツイッター試行中

実はしばらく前にツイッターのアカウントを取得しました。記録を見ると171日前です。使い方がよく分からなかったのですが、最近になって少しずつ「つぶやく」ようにしてみて、だんだんと面白さを感じるようになってきました。 このブログのサイドバーにも…

記者会見の開放は進めるべきだ〜やっぱりマスメディアも記者も「見られて」いる

衆院選の民主党圧勝を受けた鳩山連立内閣の発足から16日で1カ月が経ちました。大型公共事業の見直しの象徴になった観がある八ツ場ダム問題など、閣僚が次々に前政権の政策や方針の転換を表明し、この週末にかけての数日は、来年度予算の概算要求のやり直…

記者の取材も「見られて」いる〜ウィニー事件のNHK記者取材問題の教訓

前回のエントリー「マスメディアも『見られて』いる自覚が必要〜ウィニー事件のNHK記者取材問題の報じられ方」の続きです。 あらかじめ言ってしまえば、記者の取材という側面から考えてみても、やはり教訓は「マスメディアもそこで働く記者も『自分たちは…

マスメディアも「見られて」いる自覚が必要〜ウィニー事件のNHK記者取材問題の報じられ方

ファイル交換ソフト「ウィニー」の開発者の元東大助手金子勇さんが著作権法違反のほう助罪に問われた事件で、大阪高裁が8日に逆転無罪の判決を言い渡しました。その金子さんに対して京都地裁で第1審の審理が続いていた2005年、NHK京都放送局に当時…

9月20日から「TOKYOメディフェス2009」〜「人と人をつなぐメディア」を考える

イベントのお知らせです。 9月の連休中の3日間、20日(日)から22日(火)まで、東京・表参道の「東京ウィメンズプラザ」を会場に「第7回市民メディア全国交流集会〜TOKYOメディフェス2009」が開かれます。テーマは「衣・食・住+メディア〜…

「署名」と「取材経過の開示」はマスメディアにも可能性をもたらす〜「スイッチオン」学生の記事から学んだこと

新聞や放送、出版などのマスメディア、ネットやフリーランスで働くプロやメディア研究者らがデスク役となり、大学生の取材・記事執筆を指導する実験的ジャーナリズムの試み「スイッチオン」プロジェクト。7月1日からポータルサイトgooで始まった参加学…

オーマイニュース閉鎖は対岸の火事ではない

「市民みんなが記者」を掲げてインターネット上に開設された「オーマイニュース」日本版サイト(現在は「オーマイライフ」)が、来月24日をもって閉鎖されるそうです。同サイト上に今月25日、告知がアップされました。 「ノ・ムヒョン政権誕生の立役者」…

21日に「スイッチオン」プロジェクト学生説明会が開かれます

以前のエントリーでお知らせした大学生対象の実験的ジャーナリズムの試み「スイッチオン」プロジェクトの学生向け説明会が今週末の21日(土)、東京・池袋の立教大学で開かれます。プロジェクト参加に興味がある大学生・大学院生を対象に、プロジェクトの…

ジャーナリストの職能を考える実験的プロジェクトに参加します

既にブログ「ガ島通信」の藤代裕之さんからトラックバック(「大学生向けのジャーナリストプログラムをスタートさせます」)をいただいていますが、新聞、放送、出版などマスメディアの企業内記者や研究者らがボランティアでデスク役を務め、公募の大学生と…

読書:「明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法」(佐藤尚之 アスキー新書)

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)作者: 佐藤尚之出版社/メーカー: アスキー発売日: 2008/01/10メディア: 新書購入: 40人 クリック: 540回この商品を含むブログ (168件) を見る 広告関係者の間で、ことし非常に話題…

読書:「情報革命バブルの崩壊」(山本一郎 文春新書)

情報革命バブルの崩壊 (文春新書)作者: 山本一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11メディア: 新書購入: 8人 クリック: 120回この商品を含むブログ (67件) を見る 著者は人気ブロガー「切り込み隊長」。目次には「本当に、新聞はネットに読者を奪われ…

揺らぐ「マス」の正当性と「プロ」の正統性

12月9日に東京・池袋の立教大学で行われたNPJ(News for the People in Japan)などの市民メディア共催のパネルディスカッションに、パネラーの1人として参加したことは以前のエントリーで報告しました。12月13日のエントリーでお知らせしたように…

NPJシンポの動画がJANJANにアップ

以前のエントリーで紹介しましたが、12月9日に東京・池袋の立教大学で行われたNPJ(News for the People in Japan)などの市民メディア共催のパネルディスカッションの動画が、共催団体のひとつのJANJANのサイトにアップされました。 「パネルディ…

「表現の自由」を守り抜くのがプロではないか〜NPJのパネルディスカッションに参加しました

以前のエントリーでお知らせしたように、9日夕方から東京・池袋の立教大学で開かれた「NPJ」(News for the People in Japan)などの市民メディア共催のパネルディスカッションに参加してきました。「今、メディアに問われるもの」と題したディスカッショ…

読書「次世代マーケティングプラットホーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの」

次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの作者: 湯川鶴章出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/09/27メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 146回この商品を含むブログ (36件) を見る マスメディア、そ…

半年を機に改題とブログのすすめ

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8790357/ このブログを4月に始めてから半年が過ぎました。きょうもご訪問いただき、ありがとうございます。この機にブログのタイトルを「ニュース・ワーカー?」から「ニュ…

読書:「ブログ論壇の誕生」(佐々木俊尚 文春新書)

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8716237/ 著者は元毎日新聞社会部記者。ネット社会をめぐる数々のリポートや発言は、いつも参考になります。最近では、毎日新聞の英文サイトWaiWai問題で、CNET‐…

検証と説明を期待〜毎日新聞の小泉元首相記事訂正とWaiWai新たなおわび

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8677380/ 毎日新聞の27日付朝刊(東京本社発行、最終版)に訂正とおわびの2つの記事が掲載されました。一つは小泉元首相の引退表明をめぐる飯島勲元秘書官のコメントの引…

警察独自の「ニュース速報」と事件事故報道

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8643954/ 上司から聞いて知ったのですが、長野県警が9月からホームページに「ニュース24時」というコーナーを作りました。広報資料として発表した事件事故情報を、独自に…

外国人記者の「働かされ方」に問題はなかったか〜毎日WaiWai問題検証で考えること

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8351890/ 既に1週間が経ってしまいましたが、毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載されていた問題で、毎日新聞社が2…

ひとこと:英文毎日コラム問題で毎日新聞が内部調査結果を掲載

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8317969/ 毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載されていた問題で、毎日新聞社はかねて予告していた通り、20日付朝刊…

ひとこと:英文毎日問題で7月中旬に調査結果公表

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8239967/ 以前のエントリ「趣の異なる新聞不祥事〜英文毎日の不適切コラム問題」で取り上げた英文毎日のコラム「WaiWai」問題で、毎日新聞社が7月中旬に社内調査結果…

新聞ジャーナリズムがネット規制を呼び込むことにならないように

※エキサイト版「ニュース・ワーカー2」から転記です。http://newswork2.exblog.jp/8232280/ 明治学院大社会学部での講義はきのう(5日)、「ネット社会、多メディア社会と新聞ジャーナリズム」のテーマを終え、残すところ次回の1回だけとなりました。 き…