政治・選挙

日本ペンクラブが声明~記者会見の質問制限4

菅義偉官房長官の記者会見での東京新聞記者の質問制限問題で、日本ペンクラブが3月1日に声明を発表しました。 日本ペンクラブ声明 「首相官邸記者会見の質問制限と回答拒否問題について」 – 日本ペンクラブ ※日本ペンクラブ http://japanpen.or.jp/ 直接は…

沖縄の自己決定権と「本土」の責任、当事者性~沖縄県民投票の地方紙、ブロック紙社説の記録

※「『本土も当事者』おおむね共通~沖縄県民投票の地方紙、ブロック紙社説」から改題しました(2月28日) 2月24日の沖縄県民投票の結果に対しては、日本本土の地方紙、ブロック紙も社説、論説で取り上げています。ネット上でチェックできたものをまと…

「国の専権事項」批判(朝日、毎日社説) 「民主主義はき違え」(産経『主張』) 「基地負担減の実感必要」(日経社説) ~沖縄県民投票・辺野古「反対」圧倒 在京紙の報道の記録 ※追記あり

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設の移転計画に伴い、同じ沖縄県内の名護市辺野古で進む海面埋め立てへの賛否を問う県民投票は2月24日、投開票されました。結果は以下の通りです。 ・埋め立て「反対」の得票は有効投票総数の72・15%に上る43万…

東京新聞が「検証と見解」を掲載~記者会見の質問制限3 ※追記あり 「追記3」まで更新

首相官邸が記者会見での東京新聞記者の質問を巡り、事実上、質問を制限するような内容の申し入れを記者クラブに行った問題で、東京新聞が2月20日付の朝刊に、紙面1ページを丸ごと使った「検証と見解」を掲載しました。 首相官邸の上村秀紀報道室長が昨年…

正当化を閣議決定~続・記者会見の質問制限 ※追記あり 「追記2」まで更新

首相官邸が昨年12月28日、官邸報道室長名で記者クラブである「内閣記者会」に対し、東京新聞記者の菅義偉・官房長官の記者会見での質問を「事実誤認」「度重なる問題行為」として、「官房長官記者会見の意義が損なわれることを懸念」「このような問題意…

焦点は沖縄の「自己決定権」~辺野古埋め立て 県民投票告示の各紙社説 ※追記あり

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設を巡り、同じ沖縄県内の名護市辺野古に新基地を作るための埋め立てに対して賛否を問う県民投票が2月14日、告示されました。24日に投開票されます。沖縄の地元紙2紙は告示当日の14日付の社説でそれぞれ県民投…

韓国国会議長「天皇の謝罪」発言と報道 ※追記あり 「追記2」更新

経済・金融情報の通信社として知られるブルームバーグが2月8日、韓国の文喜相・国会議長にインタビューした「従軍慰安婦問題は天皇の謝罪の一言で解決される-韓国国会議長」との見出しの記事をサイトにアップしました。日本のマスメディアは9日午後以降…

新聞労連の声明「首相官邸の質問制限に抗議する」 ※追記あり 「追記8」まで更新

新聞労連が2月5日、声明「首相官邸の質問制限に抗議する」を発表しました。首相官邸が昨年12月28日、官邸報道室長名で内閣記者会に対し、東京新聞記者の菅義偉・官房長官の記者会見での質問を「事実誤認」「度重なる問題行為」として、「官房長官記者…

統計不正が安倍内閣の支持率に影響しないのはなぜ?

先週末実施の世論調査の結果が報じられています。安倍晋三内閣の支持率は次の通りです。「支持」が微増、「不支持」が微減との傾向は一致しています。 ※カッコ内は前回1月調査との比較。ただし毎日の前回調査は昨年12月。Pはポイント・毎日新聞 2月2、…

レーダー照射問題の「そもそも」の疑問~“いきなり防衛相”の強硬姿勢、深層の検証は報道の課題

1月に実施された世論調査結果についての記事の続きになります。各社とも日韓関係について質問しています。元徴用工が日本企業に賠償を求めた訴訟で、韓国の最高裁に当たる大法院が新日鉄住金に賠償を命じた問題や、海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐…

元山仁士郎さんのハンストが事態を動かした~沖縄県民投票、全県実施へ

沖縄県の米軍普天間飛行場を県内の名護市辺野古に移設することへの是非を問う沖縄県民投票が、県内全自治体で実施される見通しになりました。宜野湾、沖縄など5市長が不参加を表明していましたが、県議会と玉城デニー知事が動き、2択から3択に変更するこ…

沖縄県民投票と日本本土~元山仁士郎さんの105時間ハンストに思うこと

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を、沖縄県内の名護市辺野古に新基地を建設して移設することへの賛否を問う沖縄県民投票が2月24日に予定されています。国政選挙や知事選のたびに、「県内移設反対」の沖縄の人々の民意は示されているにもかかわらず、安…

何のための商業捕鯨復活なのか~IWC脱退と憲法

唐突感が否めないニュースです。日本政府は12月25日、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退することを閣議決定し、1日経って26日に発表しました。これにより、来年7月から商業捕鯨が再開される見通しだと報じられています。 マスメディアも大きく報じ、…

沖縄の訴え受け止め、基地をわがことととらえ始めた一群の地方紙~沖縄県知事選を巡って③地方紙・ブロック紙の社説

9月30日の沖縄県知事選で、名護市辺野古への新基地建設に明確に反対を掲げた前衆院議員の玉城デニー氏が、安倍晋三政権と与党の全面的支援を受けた前宜野湾市長の佐喜真淳氏を大差で破ったことに対しては、沖縄県外(日本本土)の多くのブロック紙・地方…

情報量多かったのは安倍政権に批判的な朝日、東京~沖縄県知事選をめぐって①選挙期間中の在京紙報道

9月30日に投開票が行われた沖縄県知事選挙について、いくつか書きとめておきます。 まず知事選投開票までの本土マスメディアの報道についてです。このブログでは、東京発行の新聞各紙が沖縄県知事選や米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題をどのよ…

沖縄の民意をどう受け止めるか、日本本土の側が問われる番~知事選で玉城デニー氏圧勝、在京紙の報道の記録(速報)

沖縄県知事選は9月30日の投開票の結果、辺野古新基地建設反対を前面に掲げた前衆院議員の玉城デニー氏が当選しました。辺野古新基地の是非には触れず、安倍晋三政権の全面支援を受けた前宜野湾市長の佐喜真淳氏らを破りました。沖縄タイムスによると、玉…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録⑦~国が基地迷惑料拒否、漏れ出す住民の本音(東京新聞)

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月27日付朝刊から30日付朝刊までです。投開票日当日の30日付は5紙とも「きょう投開票」の見出しが並びました。 目を引いたのは、東京新聞の30…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録⑥知事選終盤、辺野古移設「賛成」は4分の1

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月22日付朝刊から26日付朝刊までです。 知事選は9月30日の投開票日まで23日で1週間。各紙とも24日付の朝刊に選挙戦終盤の情勢が掲載されま…

国会議員票と地方票の乖離~安倍自民党総裁3選の報道の記録

自民党の総裁選で9月20日、安倍晋三首相の3選が決まりました。 国会議員票405票、地方票405票のうち、安倍首相は議員票329、地方票224の計553票を獲得。もう一人立候補していた石破茂氏は議員票73、地方票181の計254票でした。単…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録⑤朝日は社会面に「沖縄2018」

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月13日付朝刊から18日付朝刊までです。 沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録④知事選告示/安室奈美恵さん引退

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月13日付朝刊から18日付朝刊までです。 この間、13日には沖縄県知事選が告示されました。翌14日付朝刊は、朝日、毎日、産経、東京の各紙は1面…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録③名護市議選、市長支持と不支持が同数に

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月8日付朝刊から12日付朝刊までです。 【9月8日付朝刊】▼朝日第3社会面(35面)「辺野古撤回求め有識者らが声明」▼毎日(なし)▼読売(なし)▼…

軽視できない安倍政権の死者数誤集計~北海道地震 発生初日からミス、報道の食い違いにも訂正できず

北海道胆振地方で9月6日、最大震度7を観測する大きな地震がありました。被災地の皆さまにお見舞い申し上げますとともに、犠牲になった方々に哀悼の意を表します。行方が分からない方々の無事とけがをされた方々の回復、被災地に一日も早く日常が戻ること…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録②~県民投票求め署名9万提出

沖縄県知事選や辺野古新基地建設問題、沖縄の基地集中を巡る東京発行新聞各紙の報道の記録の続きです。9月4日付朝刊から7日付朝刊までです。 【9月4日付朝刊】▼朝日4面「沖縄知事選に総力/与党 党幹部ら続々と/野党 オール沖縄前面」図表第2社会面…

沖縄知事選と辺野古の在京紙報道の記録①~玉城氏が出馬表明/埋め立て承認撤回

沖縄県知事だった翁長雄志氏の死去に伴う知事選が9月30日に実施されます。翁長氏が後継者として名前を挙げていたとされる自由党の衆院議員玉城デニー氏と、安倍晋三政権の与党の自民、公明両党が推す前宜野湾市長、佐喜真淳氏の事実上の一騎打ちになると…

「薩長で新しい時代を」と口にする安倍首相の歴史観~「明治維新150年」は「戊辰150年」でもある 【追記】福島民友新聞の社説「新時代は総力でつくらねば」

安倍晋三首相が8月26日、視察先の鹿児島県垂水市で記者団に対し、9月の自民党総裁選に3選を目指して出馬することを表明しました。東京での記者会見ではなく視察先で、しかも桜島をバックに視覚的な演出もうかがわれるやり方での出馬表明は異例のことと…

日本農業新聞の気骨

第100回の節目の大会だった今夏の全国高校野球選手権は、金足農業高校が秋田代表としては第1回大会以来103年ぶりの決勝に進み、話題を集めました。県立高校でチーム全員が地元秋田出身。優勝は、史上初の2度目の春夏連覇を遂げた大阪桐蔭高でしたが…

衆院議長の異例の所感

少し時間がたちましたが、記録の意味でも書きとめておこうと思います。 通常国会閉会後の7月31日、大島理森衆院議長が国会内で記者会見し、安倍晋三政権に反省と改善と促す所感を明らかにしました。三権の長の一人である衆院議長のこのような会見は異例と…

これで終わりにはできない~杉田水脈議員LGBT差別、自民「見解」への新聞各紙社説

杉田水脈衆院議員のLGBT差別寄稿の続きです。 杉田議員を指導したという自民党の「見解」が示され、それに対して杉田議員からは謝罪も反省もないコメントが示されました。自民党総裁の安倍晋三首相はぶら下がり取材に応じましたが、話した内容はまるで他…

自民党は杉田水脈議員に何をどう指導したのか

自民党の杉田水脈衆院議員が7月18日発売の月刊誌「新潮45」に「『LGBT』支援の度が過ぎる」とのタイトルで、性的少数者(LGBT)に対する差別的な論考を寄稿した問題で、自民党が8月1日付で見解をホームページに掲載しました。全文を引用しま…