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組織ジャーナリズムに身を置き40年余

参加学生は15大学の41人〜「スイッチオン」もうすぐスタート

 大学生・院生を対象にした実験的ジャーナリズムの試み「スイッチオン」プロジェクトの参加者選考が終わりました。15大学の41人です。
 ※学生運営委員会ブログのエントリー「選考結果です!」
 学生の皆さんは原則として2人がペアを組み、1チーム3人で計5つあるデスクチームのいずれかの指導を受けながら、夏に向かって取材・執筆を進めていくことになります。デスクから見れば、3人で学生8人を受け持つことになり、かなり突っ込んだやり取りができるのではないかと思います。
 デスク陣の顔触れはこちらです。
 「デスク陣、プログラムディレクターのプロフィール」

 プロジェクトは3月28日(土)−29日(日)の合宿でスタートします。このブログでも何度か書いてきましたが、わたし自身は他のデスクの皆さんや学生との共同作業を通じて、ジャーナリストの社会的な職能の確立を考えてみたいと思っています。また、強さと弱さ、良い面と悪い面の両方がある組織ジャーナリズムの強さと良い面を伸ばすヒントが得られれば、とも期待しています。さらに付け加えて言えば、実務を通じて記事の書き方を修得するOJTがいまだに主流の新聞記者の記者教育に対しても、体系化したライティング・メソッドをつくる余地がないものか、と考えており、そうした点からも期待するところが大きいプロジェクトです。
 プロジェクトの様子は随時、このブログでも報告していきます。