二・二六事件から75年

 きょう2月26日は、1936(昭和11)年の二・二六事件から75年です。このクーデター未遂事件については、わたしはその後の1945年の敗戦まで続く「戦争社会」のありようを考える上で、今日の社会にとっても依然として小さくない意味を持つと考えています。今日では文献以外にはなかなか追体験が困難な事件ですが、事件の様子を直接知ることができる「物証」が岩手県水沢(奥州市)の「斎藤実記念館」にあります。事件で暗殺された内大臣斎藤実は、この地出身の元首相、元海軍大将。記念館は遺品とともに斎藤実の足跡をたどる内容になっていますが、二・二六事件当夜、凶行の現場となった寝室にあった鏡台も展示されています。銃弾が貫通し大きなひび割れが走る鏡台を見ることで、この事件が確かに「あった」ことを実感できました。
 昨年のエントリーになりますが、この記念館についての過去記事を読んでいただければ幸いです。

※「二・二六事件の凶行を映した鏡」=2010年2月26日
 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20100226/1267144159

※今週、東京から大阪に転居しました。初めての関西暮らしですが、まずは無事に新しい生活を始めています。落ち着いてきたら、こちらに来て感じたこと、気付いたことなども書いていこうと思います。