ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

気仙沼へ「ワンコイン応援メッセージ」第2弾


 5月のエントリーでも紹介した東日本大震災の被災地の新聞販売店支援を目的にした「ワンコイン応援メッセージプロジェクト」の第2弾のチラシが出来上がりました。プロジェクト発案者で、仙台の新聞販売会社で働いている「今だけ委員長」こと小関勝也さんから連絡をいただきました。
 第1弾の宮城県女川町に続いて、今回は宮城県気仙沼市で震災発生3カ月に当たる6月11日、(株)河北新報気仙沼販売センターで取り扱う河北新報など新聞各紙へ折り込まれまる予定とのことです。同販売店は津波の被害を受け、現在仮店舗で営業を再開とのこと。あらためてお見舞い申し上げます。
 言うまでもないことですが、どんなに苦労して新聞をつくっても、読者に届かなければ意味はありません。困難な中でその大きな役割を果たしておられる被災地の販売所の皆さまに、新聞づくりに携わる者の一人としてあらためて敬意を表します。
 プロジェクトには気仙沼市役所秘書広報課からも賛同をいただき、地域情報を提供していただいたそうです。第1弾のツイッター経由のメッセージ(アカウント@newsworker)に続いて、ミクシィ経由の今回も、ミクシィ上のハンドルネーム「もと委員長」とともに私のメッセージも掲載していただきました。以下の通りです。

 私の住む大阪で、そして全国で多くの人が「自分にできることを」と支援に乗り出し、行動しています。復興の道のりは長く、平坦ではないでしょう。でも大丈夫です。皆さんも私たちも、決して一人ではありません。一人ひとりの力は弱くても、一緒になれば大きな力を生みます。一緒に前へ進みましょう。
(引用終わり)

 プロジェクトは今後も継続とのことです。詳しくは小関さんのブログ記事をご参照ください。

※参考過去エントリー
「被災地の新聞販売店支援へ『ワンコイン応援メッセージ』」(2011年5月7日)
http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20110507/1304728988

※小関さんのブログ「しんぶん販売考 今だけ委員長の独りごと」
「ふんばってください 気仙沼の販売店で働く仲間の皆さん!」(2011年6月4日)
http://minihanroblog.seesaa.net/article/206889471.html