ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

7月26日に京都で「調査報道セミナー2014夏in関西」

 案内をいただいたイベントのお知らせ(概要)です。
 参加費が必要で要予約。詳細は以下のブログに。
 実行委員会のブログ http://tyousahoudou.blog.fc2.com/

調査報道セミナー2014夏in関西


7月26日(土)13:00〜17:30(12時50分開場)
キャンパスプラザ京都・第4講義室

メディアの信頼回復が急務と言われています。
特定秘密保護法が成立し、権力を監視する記者の役割がますます重要になっています。
そのカギを握る「調査報道」。それをどう実践していくのか。
現場経験が豊かな新聞人、テレビ人を招き、方法論や考え方などを聞き、そのノウハウを幅広く共有する試みです。
「2012春」「2012夏」「2013冬」に続いて、今回は4回目。
これまでと同様、会社員記者、フリー記者、研究者、学生など調査報道に関心を持つ人に集まってもらい、議論する予定です。
「調査報道」に興味のある方は、どうぞ足をお運び下さい。


〜プログラム〜
【コーディネーター】
高田昌幸さん(高知新聞記者)


【報告1】原発事故を重層的に検証 13:10〜14:25(質疑25分)
宮粼知己さん(朝日新聞デジタル委員)
東京電力テレビ会議記録の公開を迫るキャンペーンを展開、開示映像から音声部分を文字化した。東電本店、福島第1原発の現場、官邸、福島で起きた出来事を同時間で重ね合わせ、その時、何が起きていたのを詳細に分析した。


【報告2】福島県の健康調査の実態を詳らかに 14:40〜15:55(質疑25分)
日野行介さん(毎日新聞記者)
 福島第1原発事故を受けた「県民健康管理調査」の第三者委員会の前に、秘密会を開いて県と第三者委が意見調整している実態を明らかにした。被ばくによる健康被害を小さくみせるためであることを証明した。


【報告3】防衛機密の壁を越える 16:10〜17:25(質疑25分)
石井暁さん(共同通信編集委員
 5年半の取材を経て、陸自の秘密情報部隊「別班」が冷戦時代から、首相、防衛相にも知らせず独断で海外情報活動をしていたことを報じた。文民統制を完全に逸脱した行為の問題点を追及する。


会 場:キャンパスプラザ京都・第4講義室(JR京都駅前)

主 催:調査報道セミナー実行委員会
日本ジャーナリスト会議
アジア記者クラブ
平和・協同ジャーナリスト基金
同志社大社会学部・小黒純研究室