読売64%に対し朝日、毎日47%〜内閣支持率の世論調査結果

 9月3日に発足した第2次安倍改造内閣に対して、マスメディア各社の世論調査結果が報じられています。内閣支持率は以下の通りです。読売新聞の64%から朝日新聞毎日新聞の47%まで、大きな差が出ました。改造前の前回調査との比較でも、読売は13ポイントもの上昇。朝日は5ポイントの上昇ですが、毎日は前回と同じです。

※いずれも9月3、4日実施
▼読売新聞
支持率  64%(前回8月1〜3日実施より13ポイント上昇)
不支持率 29%(同12ポイント減)
日経新聞テレビ東京
支持率  60%(前回8月下旬より11ポイント上昇)
不支持率 26%(同10ポイント減)
共同通信
支持率  54・9%(前回8月調査より5・1ポイント上昇)
不支持率 29・0%(同10・1ポイント減)
毎日新聞
支持率  47%(前回8月23、24日実施と同じ)
不支持率 32%(同2ポイント減)


※9月6、7日実施
朝日新聞
支持率  47%(前回8月23、24日実施より5ポイント上昇)
不支持率 30%(同5ポイント減)

 今回に限らず、内閣改造は支持率のテコ入れも目的の一つになっているようですので、改造前と比べて支持率が上がるのは一般的にみて当然といえば当然です。各社の調査結果に差が出たことについて、毎日新聞は以下のような見方を報じています。

 毎日新聞の調査では選択肢に読売、日経、共同などにはない「関心がない」がある。毎日の調査で支持率の数字が他社と比較して低い傾向があるのは「関心がない」(今回調査は18%)があることが理由だ。

毎日新聞「各社世論調査:内閣支持、選択肢で差 読売、日経は上昇」2014年9月5日
 http://mainichi.jp/select/news/20140906k0000m010082000c.html


【追記】2014年9月8日23時50分
 メディア各社の世論調査で、内閣支持率に大きな差が出た原因を推測するなにがしかの材料になるかと思い、各社の質問を調べてみました。日経新聞は紙面、ネットともに質問を開示していないようですが、他の4社の質問は以下の通りです。
朝日「安倍内閣を支持しますか。支持しませんか」
毎日「安倍内閣を支持しますか」
読売「あなたは、安倍内閣を、支持しますか、支持しませんか」
共同「安倍晋三首相は内閣を改造しました。あなたは、この安倍内閣を支持しますか、支持しませんか」
 共同通信は質問の文章の中に「安倍晋三首相は内閣を改造しました」とあり、続いて「あなたは、この安倍内閣を」と、「この」をつけて聞いています。このことから、「改造」という言葉に積極的な意味を感じた調査対象者が「支持する」の回答を選択し、注釈なしに「安倍内閣を支持しますか、支持しませんか」を尋ねた場合よりも支持率が高く出た、とする分析もあるようです。しかし、朝日や読売の質問は注釈なしに支持するか否かだけを聞いています。結局は、支持率にどうしてこれだけの差がつくのか、よく分かりません。


【追記】2014年9月10日8時35分
 その後、NHKと産経新聞・FNNの世論調査結果も報じられました。計7件の調査結果を整理して、別記事にしました。
 「安倍内閣を支持しない人は3割〜世論調査結果まとめ」2014年9月10日
 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20140910/1410305311