安倍首相の戦後70年談話「評価する」44%、内閣支持率43%に上昇

 安倍晋三首相が14日に発表した戦後70年談話に対し、共同通信が14、15日に実施した世論調査では「評価する」との回答が44・2%、「評価しない」は37・0%でした。世論に好意的に受け止められているとの見方が可能な一方で、7・2ポイントの差は評価が割れていると見ることも可能なようにも思えます。いずれ他社の世論調査結果も報じられ、いくつか揃ったところで、はっきりしてくるのではないかと思います。

 ※47news:共同通信世論調査、安倍談話44%評価 安保の今国会成立反対62%」2015年8月15日
 http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081501001618.html

 共同通信社が14、15両日に実施した全国電世論調査によると、戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を「評価する」との回答は44・2%、「評価しない」は37・0%だった。参院で審議している安全保障関連法案の今国会成立に反対は62・4%、賛成は29・2%。
 内閣支持率は43・2%で、2012年12月の第2次安倍政権発足以降で最低だった前回7月の37・7%から5・5ポイント上昇した。不支持率は46・4%だった。
 新国立競技場の建設計画で総工費が膨らんだ問題について、安倍政権に「責任があると思う」は「ある程度」を含めて78・5%。

 内閣支持率は40%超に戻し、不支持率も50%を切りました。まだ「不支持」が「支持」を上回っているとはいえ、急速な回復のように思えます。戦後70年談話の受け止められ方が反映されている可能性もありますが、支持率低下の最大要因だった安保法制関連法案は、参院での審議がここ数日、お盆で中断していました。審議が再開され、その内容次第ではまた変動がありうるのではないかと思います。


 内閣支持率について、6月からの推移をあらためて列記しておきます。
共同通信 6月20、21日実施 支持47・4%(2・5ポイント減) 不支持 43・0%(5・0ポイント増)
朝日新聞 6月20、21日実施 支持39%(6ポイント減) 不支持 37%(5ポイント増)
産経新聞・FNN 6月27、28日実施 支持46・1%(7・6ポイント減) 不支持 42・4%(7・9ポイント増)
▼読売新聞 7月3〜5日実施 支持49%(4ポイント減) 不支持 40%(4ポイント増)
毎日新聞 7月4、5日実施 支持42%(3ポイント減) 不支持 43%(7ポイント増)
▼NNN 7月10〜12日実施 支持39・7%(1・4ポイント減) 不支持 41・0%(1・7ポイント増)
▼NHK 7月10〜12日実施 支持41%(7ポイント減) 不支持 43%(9ポイント増)
朝日新聞 7月11、12日実施 支持39%(変わらず) 不支持 42%(5ポイント増)
共同通信 7月17、18日実施 支持37・7%(9・7ポイント減)不支持51・6%(8・6ポイント増)
毎日新聞 7月17、18日実施 支持35%(7ポイント減)不支持51%(8ポイント増)
朝日新聞 7月18、19日実施 支持37%(2ポイント減)不支持46%(4ポイント増)
▼読売新聞 7月24〜26日実施 支持43%(6ポイント減)不支持49%(10ポイント増)
日経新聞 7月24〜26日実施 支持38%(9ポイント減)不支持50%(10ポイント増)
▼NNN 8月7〜9日実施 支持37・8%(1・9ポイント減)不支持46・7%(5・7ポイント増)
▼NHK 8月7〜9日実施 支持37%(4ポイント減) 不支持46%(3ポイント増)
毎日新聞 8月8、9日実施 支持32%(3ポイント減)不支持49%(2ポイント減)
共同通信 8月14、15日実施 支持43・2%(5・5ポイント増)不支持46・4%(5・2ポイント減)