辺野古移設、安倍政権方針「評価」「支持」が「評価しない」「支持しない」を上回る〜読売、共同の世論調査(整理・再録)

 1月30〜31日にかけて毎日新聞、読売新聞、共同通信が実施した計3件の世論調査の結果について、それぞれの「質問と回答」に基づいて、主な結果を整理しておきます。
 読売と共同は、沖縄の米軍普天間飛行場を同じ沖縄の名護市辺野古へ移設する政府の方針に対する評価を尋ねています。結果は以下の通り、ともに政府方針を「支持する」「評価する」の回答が、「支持しない」「評価しない」を上回りました。

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場名護市辺野古へ移設する政府・安倍内閣方針について
  読売新聞 「評価する」44% 「評価しない」38%
  共同通信 「支持する」47・8% 「支持しない」43・0%

 読売、共同とも単発の質問ということもあってか、記事では論評や分析を示していませんが、読売新聞の昨年12月の調査では「評価する」と「評価しない」が拮抗していました。読売調査で6ポイント差、共同では4・8ポイント差ですが、差が付いたことの要因としては、この間、政府と沖縄県が法廷での対決に入ったことが本土でも繰り返し報じられたことや、宜野湾市長選で安倍政権が支援した候補が、県内移設反対を掲げた候補を破り再選されたことなどが考えられるのではないかと感じています。

※参考過去記事 「辺野古移設『評価する』『評価しない』が拮抗・読売世論調査」2015年12月13日
 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20151213/1449933700


 憲法改正については次の通りでした。
憲法改正
 ・参院選改憲勢力が3分の2以上の議席を占めることを
  毎日新聞 「期待する」40% 「期待しない」46%
 ・参院選後に憲法改正を進めることに
  共同通信 「賛成」37・5% 「反対」50・3%


 そのほか、これまでの記事と重複もありますが、備忘を兼ねてまとめておきます。

内閣支持率
  読売新聞 支持56%(前回調査比2ポイント増)不支持34%(同2ポイント減)
  毎日新聞 支持51%(前回調査比8ポイント増)不支持30%(同7ポイント減)
  共同通信 支持53・7%(前回調査比4・3ポイント増)不支持35・3%(同2・9ポイント減)

▼甘利氏の口利き・資金提供疑惑
 ・甘利氏の説明は十分だったか
  毎日新聞 「十分に説明している」20%、「説明は不十分だ」67%
 ・甘利氏は今後も説明責任を果たすべきか
  読売新聞 「果たすべきだ」71% 「そうは思わない」24%
 ・辞任は当然か
  読売新聞 「当然だ」70% 「必要はなかった」23%
  共同通信 「当然だ」67・3% 「辞任する必要はなかった」28・5%
 ・安倍首相の任命責任
  毎日新聞 「重い」42% 「重くない」46%
  共同通信 「ある」46・8% 「ない」50・1%
 ・安倍首相の対応
  読売新聞 「適切だった」57% 「適切でなかった」28%

▼その他
 ・毎日新聞
   軽減税率の導入について 「評価する」52% 「評価しない」40%
   慰安婦問題を解決する日韓の合意について 「評価する」65% 「評価しない」25%
   合意によって慰安婦問題は解決すると思うか 「解決すると思う」19% 「解決するのは難しい」72%