衆院選が公示されました。
10月10日の東京発行新聞各紙の夕刊は1面トップでそろいました(産経新聞は東京本社では夕刊を発行していません)。
見出しに入っているキーワードは「安倍政権・安倍政治」「3極」が各紙とも共通。ほかには「憲法」「9条」「消費税」「原発」「森友・加計」といったところです。
「安倍政治」が続くのか否かを軸にすれば、選挙戦は「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極構造です。一方で、憲法改正志向という点では、自民党と希望の党や日本維新の会とで本質的な違いはないようです。希望の党は、代表の小池百合子氏は衆院選には出馬せず、首相候補も明示しないまま選挙戦に入りました。選挙結果次第では、自民との“大連立”に進む可能性もありそうです。そういうことも想定するなら、3極構造は2極でもあるのかもしれません。
選挙後に何が起こるのか、各党や候補者がどんな動きをするのかもポイントに、論戦を見ていこうと思います。