今度はカジノ解禁、民意に反して強行

 複雑怪奇な「参院6増」の次は、カジノ解禁です。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案は20日に参院本会議で可決、成立することが確実になりました。

 ※47news=共同通信「カジノ法案、参院委可決 与党、20日成立方針」2018年7月19日 

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 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案は19日の参院内閣委員会で、与党などの賛成多数により可決された。カジノ解禁に反対する野党は、内閣不信任決議案を20日に衆院へ提出して抵抗する方針だが、否決となる見込み。ギャンブル依存症の防止策や治安対策といった多くの課題を残したまま、与党の方針通り、20日に開かれる参院本会議での法成立が確実となった。 

 どう言い繕ってもバクチはバクチです。現在は法律で禁止している行為です。依存症を始めとして、カジノ解禁に対する様々な危惧が指摘されています。それらの点もさることながら、もっとも問題だと思うのは、カジノ解禁を民意が望んでもいなければ、認めてもいない点です。
 仮に、様々な危惧が指摘されていても解禁論が世論の多数を占めるのであれば仕方がない、という考え方もあるかもしれません。しかし、最近の世論調査では、例えば朝日新聞が7月14、15両日に実施した調査では、この法案について「今の国会で成立させるべきだ」と答えた人は17%なのに対し「その必要はない」は76%でした。「世論を二分」どころか、反対ないし慎重意見が圧倒しています。これが最大の問題ではないかと感じています。本来は、国会を挙げて、西日本豪雨の被害の対策、防災対策に全力を挙げるべきでしょう。

【追記】2018年7月20日7時40分
 タイトルを「今度はカジノ解禁、民意に反して巨大与党が強行」から変更しました。野党の日本の維新の会も賛成したことを考慮しました。