ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「もう『人ごと』では済まされない」〜普天間ゲート民衆が封鎖 ※追記:県警が座り込み排除

欠陥機の疑いが指摘されている米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが配備される予定の沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場で台風17号通過の29日、車両が出入りする3カ所のゲートがすべて、オスプレイ配備反対を訴える市民団体などによって『封鎖』されまし…

橋下氏「辺野古以外の代替案持っていない」〜維新2回目の討論会、報道は控えめ(改題)

新党「日本維新の会」の第2回の公開討論会が23日、大阪市で開かれました。有識者の一人として招かれたジャーナリストの田原総一郎氏が進行役を務め、テレビの討論番組を思わせる白熱した議論になったと報じられています。外交・安全保障が主なテーマで、…

「岩国で受け入れを」那覇市長発言の意義〜オスプレイ試験飛行、間もなく沖縄へ

山口県の米軍岩国基地で21日、垂直離着陸輸送機「オスプレイ」が試験飛行を始めました。岩国基地に一時駐機しているオスプレイは12機。沖縄の普天間飛行場への配備が予定されています。安全性への疑問から日本では沖縄以外の自治体からも配備と飛行への…

橋下氏の憲法観を報じる意味〜「集団的自衛権の行使容認」発言の報道

新党「日本維新の会」代表で大阪市長の橋下徹氏は13日、報道陣とのやり取りで、集団的自衛権の行使を容認する考えを表明しました。日本政府は現在、日本には集団的自衛権はあるが憲法9条によって行使は禁じられているとの見解を取っています。橋下氏は「…

「既成政党との連携に含みを残すジレンマ」〜橋下新党立ち上げの各紙報道

大阪維新の会は12日夕、大阪市で政治資金パーティーを開き、代表の橋下徹・大阪市長は新党「日本(にっぽん)維新の会」結成を正式に宣言しました。次期衆院選に向け「今日から全国でものすごい大戦(おおいくさ)が始まる。一緒に日本の新しい道をつくっ…

「肩すかし」「まるで面接」「拍子抜け」「予定調和」〜維新討論会の報道

大阪市長の橋下徹氏が代表の大阪維新の会は9日、公開の討論会を大阪市で開催しました。新党「日本維新の会」から衆院選に擁立する政治家を選考する手続きの一環と受け止められていました。衆参7人の国会議員や愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし…

「日本維新の会」で衆院選へ、橋下氏は市長と代表掛け持ち〜在阪各紙の報道

大阪市の橋下徹市長が代表の地域政党「大阪維新の会」が8日、所属議員の全体会議を開き、国政進出の方針を正式に決めました。新党を設立して、次期衆院選で全国に候補者を擁立するとのことで党名は「日本(にっぽん)維新の会」。本部は大阪に置き、代表は…

クウェート派遣空自隊員の事故が明るみに〜メディアの「検閲容認」を忘れない

少なからず時間がたってしまいましたが、マスメディアの取材・報道のありようにも関わることだと考えていますので、書き留めておきます。イラク特措法に基づきクウェートに派遣されていた航空自衛隊の3等空曹だった男性が、現地で米軍車両にはねられ後遺症…