ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「訂正でんでん」と「ハマグリ」―政治家の言動を報じる意味 ※追記:柳田邦男さんがコラムで酷評

安倍晋三首相が1月24日の参院本会議で、民進党の蓮舫代表の質問に答えた際に、「訂正でんでんという指摘は当たらない」と発言したことが話題になっています。「訂正云々(うんぬん)」を「訂正伝々」と誤読したのではないか、との指摘があります。ネット…

日米関係「悪くなる」56%、内閣支持55%、毎日新聞世論調査 ※追記:NNN調査、「トランプ政権は日本に良い影響与えるとは思わず」68・6%

1月21、22日に毎日新聞社が実施した世論調査の結果が報じられています。 安倍晋三内閣の支持率は、昨年12月の前回調査から4ポイント増の55%、不支持は4ポイント減の28%でした。前回調査に比べて5ポイント前後の支持率アップは、年明け後の他…

「米国第一」突っ走るトランプ政権―新大統領就任、在京紙22日の報道と沖縄2紙社説

米国のトランプ大統領就任のニュースは、就任演説が日本時間で21日午前2時すぎからという事情から、日本の新聞各紙では21日付朝刊は就任演説のごく大ざっぱな速報にとどまりました(参考:「自国第一」「分断」「予測不能」「高まる緊張」〜米トランプ…

「自国第一」「分断」「予測不能」「高まる緊張」〜米トランプ政権が始動

米国のトランプ新大統領が1月20日正午、日本時間の21日午前2時に就任しました。就任演説では「米国第一」を訴えました。そして、恐らくこのスピーチを代表するフレーズになると思いますが、米国製品を買うこと、米国人を雇うことを「二つの簡潔な規則…

内閣支持率JNN67%に対して朝日新聞54%、同時期の調査に差

朝日新聞社が1月14、15日に実施した世論調査の結果が報じられました。安倍晋三内閣の支持率は54%で、前回の昨年12月17、18日の調査から4ポイント増です。不支持率は26%で5ポイント減でした。前回の投稿記事で触れていますが、同時期のT…

安倍内閣支持率67・0%、JNN調査、6ポイント増

民放のTBS系のJNNが1月14、15日に実施した世論調査の結果が報じられています。安倍晋三内閣の支持率は、前回12月3、4日の調査と比べて6ポイント増の67・0%、不支持率は5・1ポイント減の31・5%でした。TBSによると、支持率が6…

沖縄で何が起きているかを伝える試み、共同通信那覇支局の「辺野古から」

新聞労連は毎年、全国紙、地方紙を問わず優れた記事を評価し、取材者を激励することを目的として「新聞労連ジャーナリズム大賞」を選んでいます。今年の大賞、優秀賞、特別賞などが13日、発表されました。 以下は新聞労連ホームページ http://www.shinbunr…

安倍晋三内閣の支持率の推移(2017年1月~)※随時更新

安倍晋三内閣の支持率の推移です。2017年1月以降です。 ()内は前回比、Pは「ポイント」です。随時、更新していきます。▼2017年 【9月】 ※9月3日 北朝鮮が6回目の核実験、「水爆」と発表 ・9月2~3日 共同通信 「支持」44・5%(0・1…

安倍首相の真珠湾慰霊、「評価」8割―内閣支持55%に上昇、NHK調査

NHKが1月7〜9日の3日間実施した電話世論調査の結果が報じられました。安倍晋三内閣の支持率は、前回(昨年12月9〜11日)の調査より5ポイント上がって55%、不支持率は3ポイント下がって29%だったとのことです。 ※「世論調査 安倍内閣支持…

「国の統合を揺るがす事態が到来しかねない」(琉球新報社説)―日本復帰45年の沖縄と自己決定権

今年は沖縄の日本復帰から45年です。手元に届いた琉球新報の元日付け紙面の1面トップは、琉球新報が昨年10〜11月に実施した県民意識調査の結果でした。「自治権強化 35%望む」「『現行通り』半数割る」の見出しを立てて、「今後の日本における沖縄…

再録:ヘルマン・ゲーリングの言葉と伊丹万作の警句「だまされることの罪」

昨年の1月1日にこのブログにアップした記事「ヘルマン・ゲーリングの言葉と伊丹万作の警句『だまされることの罪』〜今年1年、希望を見失わないために」が、ニュースサイト「スマートニュース」の「オピニオン」のチャンネルで紹介されています。せいぜい…

よく見て、よく聞いて、よく話す

新しい年になりました。本年もよろしくお願いいたします。 昨年は英国の国民投票でEU離脱が多数を占め、米国の大統領選挙では自国第一を掲げる共和党のトランプ氏が勝利しました。米大統領選では、民主主義の本家のはずでありながら、民主党候補のクリント…

先行きの不透明感を強調―元日付の東京発行各紙

新年最初の朝刊です。東京発行の各紙(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京)は、おおむね穏やかな紙面でした。 1面トップにストレートニュースを据えたのは読売新聞と産経新聞です。朝日新聞、毎日新聞、日経新聞、東京新聞は連載企画や特集記事です。 以…