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組織ジャーナリズムに身を置き40年余

キャバクラユニオン結成

 以前のエントリーで紹介したキャバクラで働く女性たちのための労働組合キャバクラユニオン」が22日、無事に結成にこぎつけました。報道によると、組合員は10人。27日の正午から午後10時には、賃金未払いなどの相談を電話で受け付ける「キャバクラ労働相談ホットライン」を実施するとのことです。

 「『キャバクラユニオン』が結成 27日に労働相談も開催」(47news=共同通信
 http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122201000624.html

 一人のままでは、自分が受けている仕打ちが違法、不法なものだと分からないまま、「悪いのは自分だからペナルティも仕方がない」と考えてしまいます。自分の働き方、働かされ方に少しでも疑問を感じているのなら、こうした労働相談を利用することをお奨めします。
 キャバクラで働く女性たちの労働者性については、以前のエントリーに書きました。店側(使用者)は労働組合との団体交渉を拒否できません。団体交渉では両者は対等の立場です。キャバクラユニオンの活躍に期待しています。

※参考過去エントリー
 「キャバクラユニオンを報道する意味」(2009年12月12日)
 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20091212/1260617543