国葬の社会的評価は定まった~「よかった」18%、「しないよりはよかった」17%、「するべきではなかった」60%(毎日新聞調査)

 9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬に対して、毎日新聞が10月22、23日に実施した世論調査で、ちょっと工夫した選択肢を設けているのが目にとまりましたので、書きとめておきます。他社を含めたこれまでの世論調査では、国葬の実施に対して賛否(肯定的か否定的か)のいずれかを尋ねていましたが、今回、毎日新聞調査は「実施してよかった」「実施するべきではなかった」のほかに、中間的とも言うべき「問題はあったが、実施しないよりはよかった」の選択肢を用意しました。結果は以下の通りです。
 「実施してよかった」            18%
 「問題はあったが、実施しないよりはよかった」17%
 「実施するべきではなかった」        60%

 積極的に評価している「実施してよかった」18%と、否定的評価60%では、圧倒的な差と呼んでもいいように感じます。
 国葬実施後の世論調査でも、すべて否定的評価が肯定的評価を大幅に上回っています。この国葬の社会的な評価は定まりました。この国葬で国を挙げての弔意を内外に示した、と強弁するなら、「国」とは何なのか、ということが問われます。

 毎日新聞の記事によると、「実施してよかった」は18~49歳では2割を超えたが、70歳以上では1割以下。「実施するべきではなかった」は30代以下では5割を下回ったが、40代以上では5割を超え、60代以上では約7割だったとのことです。
 岸田文雄政権の支持率は前回9月調査の29%から2ポイント下がって27%。不支持率は65%でした。

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