「閣僚スキャンダルに強い安倍政権」〜内閣支持率、朝日「横ばい」、読売はなお50%超

 2月13、14両日に朝日新聞と読売新聞が実施した2件の世論調査の結果が報じられました。安倍晋三内閣の支持率は、朝日新聞調査では前回から2ポイント減の40%、不支持は前回と変わらず38%。読売新聞調査では支持率は前回から4ポイント減の52%、不支持は2ポイント増の38%でした。
 朝日の記事は、支持率は「横ばい」と評価し、甘利明・前経済再生担当相が資金供与疑惑で閣僚を辞任した影響はほとんど見られなかったとしています。また、甘利氏の問題で安倍内閣のイメージが変わったかを尋ねた設問で、「変わらない」が61%だったことなどから、「安全保障関連法などの賛否の分かれる政策によって内閣支持率は上下するものの、閣僚スキャンダルには打たれ強くなった」と分析しています。
 読売は、支持率の低下について「今月に入ってからの急速な円高・株安で、安倍内閣の経済政策『アベノミクス』への懸念が広がったことに加え、閣僚や自民党議員による失態が相次いだことも影響したとみられる」との分析を示しています。
 私見ですが、主要閣僚が金の絡むスキャンダルで辞任しながら、支持率の低下が4〜2ポイントにとどまり、読売の調査結果ではなお50%超を維持しているのは、正直なところ驚きです。やはり「自民1強・安倍1強」で、首相の代わりのなり手、政権交代の受け皿がないことの反映のように思えます。

 ※内閣支持率の推移はこちらにまとめています
 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20151212/1449929793