ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「公務員」「教育」と「政治主導」〜論議呼ぶ大阪維新の会の条例案

少し日が経ってしまいましたが、記録の意味でも書き留めておきたいと思います。 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が8月22日、「教育基本条例案」と「職員基本条例案」の概要を発表しました。ともに9月以降、大阪府議会と大阪、…

9月30日に東京で学習会「福島原発事故から考える〜国家と犠牲」

案内をいただいた集会の紹介です。 4団体(MIC、JCJ、マスコミ関連九条、自由法曹団)学習会 「福島原発事故から考える〜国家と犠牲」 ▽基調講演:「福島原発事故から考える〜国家と犠牲」 高橋 哲哉(東京大学大学院総合文化研究科教授) プロフィール:19…

「あと1日」を許さなかった8月14日の大阪大空襲

66年前、1945年の8月14日午後、大阪は米軍B29爆撃機140機余による空襲を受けました。標的は大阪城周辺に広がっていた陸軍の工廠でしたが、近くの国鉄京橋駅(今のJR大阪環状線京橋駅)にも直撃弾がありました。大勢の乗客らが犠牲になった…

被爆者運動の歴史から見通す原発事故〜被爆地の記者に学ぶ視点

8月6日の広島に続き、9日は長崎の原爆の日でした。一つ前のエントリー(「大震災、原発事故と『戦争と平和』、ジャーナリズムの間〜8月を迎えて考え続ける)を書いた後も、同じ核である原爆と原発の二つをどう考えていけばいいのかと、色々な人の発言を…

大震災、原発事故と「戦争と平和」、ジャーナリズムの間〜8月を迎えて考え続ける

8月6日は66回目の広島原爆の日でした。投下時刻の午前8時15分、一人でそっと黙祷しました。 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の後、初めての原爆の日。松井一実市長は平和記念式典の平和宣言で「脱原発を主張する人々、あるいは、原子力管理の…