ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

文章作法

「戦後80年の夏のメッセージ」若い世代の皆さんへ~歴史の教訓を学び、生かすのは今を生きる者の務め

昨年に続き、今年も4月から7月まで成城大学で非常勤講師を務めました。担当したのは文芸学部マスコミ学科の「マスコミ特殊講義」。主眼は文章の書き方、「文章作法」です。通年ではなく前期のみですので、実質的には3カ月間の指導でしたが、昨年同様、文…

「政治とカネ」、石破政権への信任を問う衆院選へ~大学生に教えられた政治報道、選挙報道の課題

衆議院が10月9日、解散されました。衆院選は15日公示、27日投開票の日程が正式に決まりました。石破茂内閣の発足から8日後の解散、26日後の衆院選投開票はともに、戦後最短とのこと。国会で予算委員会などの論戦がなかったことに対し、石破首相が…

自由主義者の戦没学生、上原良司の「所感」のこと

大学の非常勤講師として、文章の書き方(文書作法)を大学生に教えるようになって3年です。この夏はその延長というか、課外活動というか、学生有志の勉強会でも指導しました。学生の1人は終戦の日に靖国神社の資料館「遊就館」を訪ねた経験を作文に書きま…

新聞が培った「簡潔に分かりやすく伝える」文章スキル~文章指導の講師経験のまとめ

成城大文芸学部で非常勤講師として担当していた「マスコミ特殊講義」の授業が先日、終了しました。主眼は文章の書き方。通年ではなく前期のみですので、実質的には3カ月間の文章指導でしたが、文章力がぐんと伸びた履修生もいて、講師としては充足感があり…

新聞記者のスキルを参考に文章力を磨く

成城大学の非常勤講師の授業は、学生の履修科目の登録期間が終わり、本格的な文章指導に入りました。まもなく、第1回の課題の提出期限を迎えます。やはり、実際に書いてもらった文章を元にした実践的な指導が効果的です。その前のウオーミングアップとして…

意見の違いを認めつつ、読み手に納得してもらえるスキル~4月から半期、文章指導の講座を担当

この4月から半期、東京・成城大学文芸学部で非常勤講師を務めることになり、第1回の授業を先日行いました。講座名は「マスコミ特殊講義」。マスメディアの実務経験者による実習を含んだ実践的な内容です。わたしの場合は、新聞ジャーナリズムの実務経験者…

正確な情報の共有は「感情の氾濫」を止める~「文章作法」で気付かされた視点

東京近郊の大学で非常勤講師を務めていた「文章作法」の授業が先日、終了しました。2年間の非常勤講師の任期も3月で終了します。 最後の授業で講評した課題は小論文。メディアやコミュニケーションに関心がある学生を対象にした講座ですので、テーマは「ニ…

「文章作法」と新聞

東京近郊の大学で非常勤講師を務めている「文章作法」の年明け最初の授業が先日、ありました。「年明け最初」と言っても、次回が最終回。この大学での2年間の任期が間もなく終わります。 授業では、履修生たちに冬休みの宿題として小論文を課していました。…