非業の死を悼む、しかし「安倍政治」の評価は変わらない、変えてはいけない~安倍晋三元首相殺害、在京紙の報道の記録

 安倍晋三元首相が7月8日、奈良市で参院選の応援演説中に撃たれて亡くなりました。つつしんで哀悼の意を表します。

 容疑者の41歳の男がその場で取り押さえられ、逮捕されました。凶器は手製の銃でした。民主主義の根幹である選挙と言論が、暴力によって攻撃を受けました。到底許されない、容認できない行為であることは、わたしが言うまでもないことです。犠牲になったのは安倍元首相という圧倒的な存在の政治家であり、社会への衝撃はすさまじく、影響はさまざまに広がることと思います。
 動機を巡っては、特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元首相がその団体に深く関係していると思い殺そうと考えた、との趣旨の供述をしていると報じられています。安倍元首相の政治信条に反対してのことではない、との趣旨のことも話しているとのことです。母親が入信し、多額の寄付で破産したなど、この供述内容に沿うような情報も伝えられています。容疑者に対する捜査はまだ始まったばかりで、分からないことが多々あります。事件の意味を考え、評価するのには慎重であるべきですが、仮に供述通りだとすれば、安倍元首相殺害の動機は極めて私的、個人的なことになります。結果として言論が封殺されたとしても、それが容疑者の当初の目的だったのかどうかは、控え目に言っても現状では分からないとしか言いようがないように思います。現時点でわたしは、この事件を「テロ」と位置付けるのは留保しておきます。
 安倍晋三元首相はこの10年ほど、日本の社会で圧倒的な存在でした。同時に、政策、政治手法には批判が付いて回りました。世論が割れる中を最後は数の力で押し切ったケースがあります。例えば集団的自衛権の憲法解釈を変更した安保法制であり、特定秘密保護法です。「自民1強」「安倍1強」が続く中で行った衆院解散は大義を欠き、極めて恣意的に見えました。森友学園、加計学園、桜を見る会の疑惑に対しては、説明が十分だったとは思えません。そうした安倍元首相への評価は、その後の本人の振る舞いと時間の経過とともに定まっていくのだと思っていました。
 しかし、安倍元首相は突然、凶弾に斃れました。だれも想像もできなかったことです。一方的な暴力で人の生命を奪うのは到底許されないことですが、非業の死を迎えたからといって、政治家としての評価がすべて肯定されるとなるのも、民主主義を危うくすることと感じます。非業の死と業績の評価は分けて論じられるべきだと思います。今回の事件が、その全容がはっきりしないうちから「民主主義への愚劣な挑戦」「卑劣な言論封殺」「卑劣なテロ」などと強調されてしまえば、容疑者への憎悪の感情がことさらにかき立てられていくことになりかねません。その反動のように、安倍元首相の業績が美化されてしまうことはないか、あるいは批判があったことがかき消されていくことはないか、危惧しています。
 わたしが定点観測を続けている東京発行の新聞各紙(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京)は当然のこととして、事件翌日の9日付朝刊で安倍元首相殺害のニュースを大きく扱いました。6紙の紙面の記録と、それぞれの報じぶりに現時点で感じていることを若干書きとめておきます。

■「テロ」なのか

 各紙の1面トップの主見出しは「安倍元首相撃たれ死亡」で、一字一句の違いもなく6紙全てそろいました。地方紙に届く共同通信の配信記事でも同様だったようですので、全国各地で同じ見出しの地方紙があったのではないかと思います。強いて違いがあるとすれば「安倍元首相」と「撃たれ死亡」の間に、わずかにすき間を入れているかどうかのみ。ここまで新聞の主見出しがそろう例は、ほかに記憶がありません。
 各紙とも社説で取り上げ、多くの新聞が編集幹部の署名入りの論評を掲載。もう一つ故人の人となりの紹介を主眼にした「評伝」も多く載っています。それぞれの見出しを書き出してみます。

▽社説
・朝日「民主主義の破壊許さぬ」※1面掲載
・毎日「安倍元首相撃たれ死去 民主主義の破壊許さない」/選挙演説狙った卑劣さ/政権返り咲き歴代最長
・読売「安倍元首相銃撃 卑劣な犯行に怒り禁じ得ない/要人警護の体制不備は重大だ」/民主主義への挑戦だ/動機や背景の解明急げ/参院選の円滑な実施を
・日経「絶対に許されぬ民主主義への凶行」/言論への深刻な挑戦だ/選挙への影響最小限に
・産経(「主張」)「安倍氏の死去 卑劣なテロを糾弾する/計り知れぬ損失だ」※1面掲載
・東京「安倍元首相銃撃 言論は暴力に屈しない」/民主主義の土台破壊/歴史の教訓を生かす/違う意見認めてこそ

▽署名評論
・毎日「民主主義への愚劣な挑戦」前田浩智・主筆 ※1面掲載
・読売「卑劣な言論封殺 許されぬ」前木理一郎編集局長 ※1面掲載
・日経「許されざる蛮行」芹川洋一・論説フェロー ※1面掲載
・産経「『天職』を持った稀有な政治家」阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
・東京「許さぬ。民主主義の破壊」金井辰樹・編集局長 ※1面掲載

▽評伝
・朝日「『現実主義』求めた保守/安倍氏『敵・味方』深めた溝」
・毎日「座談名手 気配りの人」
・読売「強い信念 難題に挑む/政権運営 硬軟織り交ぜ」
・日経「時代を画した保守政治家/安保関連法・アベノミクスで功績」
・東京「分断生んだ『闘う政治家』」

 事件について、民主主義に対する卑劣なテロと位置付けるトーンが目立ちます。この記事の冒頭にも書いたことですが、民主主義の根幹である選挙と言論が、暴力によって攻撃を受けたことは間違いがありません。絶対許されないことも、その通りです。しかし、では容疑者の目的が、民主主義を否定することなのかどうかとなると、現在報じられている供述との間には落差があるように感じます。この事件は「テロ」なのか、容疑者は「テロリスト」なのかと言えば、「テロ」「テロリスト」をどう定義するのかの問題もあって、「そうだ」と断じるには、わたしは躊躇を覚えます(一般論として、民主主義や言論に対する暴力やテロは容認できないのはその通りですが)。

■「思い込んで」の違和感

 容疑者の供述を巡る報道に対しても、なぜ安倍元首相を狙ったのか、を巡る部分について違和感を覚えることがあります。一例として、朝日新聞の本記の関係部分を書き出してみます。

 捜査関係者らによると、山上容疑者は特定の宗教団体の名称を挙げて「恨む気持ちがあった」と説明。その上で「団体のトップを狙おうとしたが難しく、安倍氏が(その団体と)つながりがあると思い込んで狙った」という趣旨の供述をしている。一方で「(安倍氏の)政治信条に恨みはない」とも話しているという。

 この「思い込んで」の部分です。普通に読めば「そう思って襲撃したが、今は思い込みに過ぎなかったことが分かった」とのニュアンスを含んだ供述をしていると受け取れます。逮捕直後に思い込みに過ぎないと分かるなどということがあるのでしょうか。毎日新聞も「思い込んで襲った」と、日経新聞、産経新聞も「思い込んで犯行に及んだ(およんだ)」と書いています。
 一方で読売新聞は以下のような書き方です。

 動機について、特定の宗教団体の名前を挙げて不満を述べ、安倍氏も関係していると独自の主張をしている。一方で「安倍氏の政治信条に対する恨みではない」とも供述している。

 東京新聞も「思い込んで」とは書いていません。

 「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相がつながりがあると思って犯行に及んだ」と話し、「(安倍氏の)政治信条への恨みでやったわけではない」と供述しているという。

 やはり逮捕後も、容疑者は安倍元首相がこの宗教団体とつながりがあると考えている、ということの方が納得できます。
 なぜ「思い込んで」という表現で報じたのか。わたしは奈良県警のバイアスがそこに反映されている可能性があるように思います。
 事件をめぐっては、奈良県警の警備陣と警視庁から派遣されていたSPの警備が適切だったのか、強い疑問が投げかけられています。安倍元首相の殺害を防げなかっただけでなく、容疑者の供述とはいえ、さらに安倍元首相の名誉にかかわるような事態になることは避けたい、との県警のバイアスが「思い込んで」の報道に作用している可能性、ある種の忖度が働いている疑いはないのか。供述の裏付け捜査として、なぜ容疑者がそう考えるのか、実態として安倍元首相とこの団体とに関係はあるのかないのかを調べることは必要だと思います。
 この宗教団体については、大手出版社系のサイトが10日朝に実名を報じているのを目にしました。少し詳しい方なら、「ああ、あそこか」と分かる名前です。この宗教団体とのつながりが指摘されている団体が別にあり、以前から保守政治家との関係も取り沙汰されています。そうした背景事情があるのであれば、警察も容疑者の供述の扱いには神経を使わざるを得ません。マスメディアは取材に際しては、そうした事情も念頭に置き、情報の扱いには十分に気を配る必要があると思います。

■「こんな人たち」

 各紙の記事を一つひとつ読みながら、いちばん違和感を覚えたのは評伝です。もともと評伝は、故人を知る記者が、人柄や人徳を偲びながら書くのがほとんどで、厳しい評価はそもそもなじまないのかもしれません。しかし、最長政権を維持した元首相です。仮にも報道、ジャーナリズムとしては、それだけでいいのかと思います。
 そんな中で、「分断生んだ『闘う政治家』」の見出しの東京新聞の評伝はちょっと違っていました。一部を引用します。 

 数々の政策遂行や行動について、本人は国家、国民のためと信じて疑わなかったのかもしれない。しかし、安保法は憲法の平和主義を揺るがし、市民らが連日のように国会前で抗議する中での強行採決となった。政権批判の声を上げる聴衆に向かって「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と声を荒げたこともある。支持層を固め、反対意見を遠ざける政治手法は社会に分断やあつれきを生んだ。

 「こんな人たちに負けるわけにはいかない」は、2017年都議選の演説での発言です。正確には「私たちは負けるわけにはいかない」と話していました。「こんな人たち」と「私たち」を対置して、自分を批判する人たちを明確に敵と位置付けました。首相であれば、仮に自らを批判する人であっても、国民として、あるいは社会の一員として守らなければならないはずです。「こんな人たち」を「私たち」と分断して敵視するその手法は、やはり安倍元首相の固有の特徴の一つとして明記されるべきことだと思います。このエピソードを他紙がどのように取り上げたかを書き出しておきます。
・朝日:4面(総合)掲載の「主な発言」の表
・毎日:第2社会面サイド「最長政権 功罪相半ば」で紹介
・読売:4面(政治面)「退任後も中傷続く」の記事中で紹介
・日経:(見当たらず)
・産経:5面(総合面)の「主な発言」

 10日投票の参院選は同日夜、開票が進み、自民党、公明党の与党の勝利が報じられています。安倍元首相の死が選挙にどう影響したのかは分かりませんが、その死を悼むことと、政治家としての業績を判断する、評価することとは、厳に分けられるべきだろうと思います。

 以下に記録のために、9日付の各紙の関連記事の主な見出しを書きとめておきます。

【朝日新聞】
▽1面
「安倍元首相撃たれ死亡/参院選 街頭演説中/容疑者『宗教団体に恨み』」/「岸田首相『卑劣な蛮行』」
社説「民主主義の破壊許さぬ」
▽2面(総合)「民主主義へ銃口」
時時刻刻「閣僚ら遊説取りやめ/『暴力に屈しない』最終日は再開も」/「政権運営に影響必至/内政・外交 議論をリード」
「繰り返される政治家襲撃/伊藤博文・原敬・犬養毅ら標的に」
▽3面(総合)「首相2度 最長政権」
「外交・安保 集団的自衛権を一部容認」
「改憲 国民投票法成立 4項目掲げる」
「森友・加計・桜 国会での追及 関与否定」
「アベノミクス 円安・株高『官製春闘』を主導」
「通商 TPPなど自由貿易拡大」
▽4面(総合)
「各党幹部 怒り・悲しみ深く/対立超え 安倍氏への哀悼表明」
評伝「『現実主義』求めた保守/安倍氏『敵・味方』深めた溝」
表・安倍晋三元首相の主な発言 ※「こんな人たちに負けるわけにはいかない」
▽8面(経済)「銃撃 経済界に驚きと怒り」
「『安倍氏 日本を牽引』『断腸の思い』」/「『脱デフレ実現向け成果』黒田総裁」/「アベノミクス 経済指標動かす」
▽13面(国際)「安倍外交 各国強い印象」
「アメリカ トランプ時代に蜜月」「中国 『戦略的互恵関係』を提唱」「ロシア 領土で行き詰まる」「韓国 徴用工判決で悪化」「インドや台湾 連携強化」
▽17面(オピニオン)政治とテロリズム
「『暴力でなく言葉』暗殺と戦争の先に実践した戦後日本」「民主主義を守り屈しない社会へいま決意示す時」インタビュー・政治学者御厨貴さん
▽25面(スポーツ)
「五輪関係者 悼む声/バッハ会長『安倍氏なしでは実現できず』」
※アンダーコントロール発言「国内では根拠に欠けると批判も受けた」
▽34面「白昼の駅前 凶行」
写真5枚(「倒れた安倍晋三氏」一部加工)、ドキュメントなど
▽社会面見開き「聴衆の眼前 凶弾」「元首相標的 憤り」
「マイク握り2分 背後から/手製の銃 破裂音2回」/「心臓に大きな穴 失血死」
「『政治信条に恨みはない』/元海自隊員の容疑者供述」
(第2社会面)
「『民主主義の世で、許されない』」※親交があった人らの反応
「銃撃『また繰り返された』/2代続けて被害の長崎市長」
「警察庁『警備態勢を確認』」/「『全容解明・捜査尽くす』/奈良県警 警備の詳細は答えず」

【毎日新聞】
▽1面
「安倍元首相撃たれ死亡/奈良で選挙演説中/41歳元海自隊員逮捕/殺人未遂容疑」「『拳銃たくさん作成』」
「民主主義への愚劣な挑戦」前田浩智・主筆
▽2面(総合)「政界混迷の選挙戦」
「各党 一時活動を自粛」「自民 実力者失い動揺」
「野党 追悼と憤り、交錯」
▽3面(総合)「狙われた街頭演説」
「背後突かれた警備」「ローンウルフ型犯行?」「手製銃事件 過去にも」
「繰り返される要人襲撃」
▽5面(総合)
評伝「座談名手 気配りの人」
社説「安倍元首相撃たれ死去 民主主義の破壊許さない」/選挙演説狙った卑劣さ/政権返り咲き歴代最長
▽6面(総合)「レガシー 光と影」
「安保法制推進 対中露に課題」「『アベノミクス』2度消費税増」
▽7面(経済)
「経済回復先導 功績悼む/経済界 驚きと怒り」
▽8面(国際)
「各国 哀悼相次ぐ」※米国、中国、韓国、台湾、インド、欧州、ロシア
▽22面(スポーツ)
「東京五輪開催に尽力/招致・延期 随所に政治力」
※アンダーコントロール発言「被災者ら国内関係者から反発を招いたが、国のトップが打ち消したことで流れが変わった」
「スポーツ界にも衝撃」
▽27面「銃声 白昼の暗転」
写真6枚
▽社会面見開き「聴衆面前 響く銃声」「有権者 広がる怒り」
「応援演説1、2分後」/「大きな音2度の後、白煙」※現場に居合わせた記者
識者談話7人
(第2社会面)
「ゆかりの人々『残念』/『言論自由守りたい』」
「最長政権 功罪相半ば/『美しい国』保守層支持/『1強』確立『政権私物化』批判も」
 ※「こんな人たちには負けるわけにはいかない」発言:「相手をやゆするような論法を批判されたこともある一方で、『対決姿勢』を示すことで岩盤支持層である保守層を結束させ、安定した政権運営につなげた」

【読売新聞】
▽1面
「安倍元首相 撃たれ死亡/奈良で選挙演説中/殺人未遂容疑 41歳男逮捕」
「首相在職 最長3188日」
「卑劣な言論封殺 許されぬ」前木理一郎編集局長
▽2面(総合)「政策 影響必至」
「安倍氏 安保・経済で指導力」
評伝「強い信念 難題に挑む/政権運営 硬軟織り交ぜ」
▽3面(総合)「遊説 警備に穴」
スキャナー「容疑者接近 制止なし」「要人テロ 戦前から相次ぐ」
社説「安倍元首相銃撃 卑劣な犯行に怒り禁じ得ない/要人警護の体制不備は重大だ」/民主主義への挑戦だ/動機や背景の解明急げ/参院選の円滑な実施を
▽4面(政治)
「首相退任後も中傷続く/批判先鋭化・演説を妨害」
 ※「安倍氏はその場で『こんな人たちに負けるわけにはいかない』と応酬。野党は『国民の声を聞かないのか』と批判を浴びせた」
「『民主主義への挑戦』『大きな存在失われた』/安倍氏 与野党から悼む声」
「『長期政権が招いた事件』立民・小沢氏が持論」
▽5面(特別面)「安倍氏 内外に手腕」
「アベノミクス 経済再生に力」「トランプ氏と蜜月」「国政選『6連勝』最長政権」「退任後、最大派閥会長に」
「第1次政権は挫折」
語録
▽7面(国際)「安倍外交 世界が評価」
「日米同盟を強化」
「中台が哀悼」「『尊敬される政治家』韓国大統領」「米欧も報道『最も安全な国に衝撃』」
▽8面(経済)
「経済界 悼む声相次ぐ」
▽9面(経済)
「デフレ脱却 安倍氏注力/積極財政 日銀と連携」
▽18面(スポーツ)「スポーツ発展 尽力」
「五輪招致、延期を決断」
 ※「『状況はコントロールされている』と安全な開催を確約した」
「長嶋・松井両氏に栄誉賞」
▽28面「聴衆の目前…暗転」
 写真5枚
▽社会面見開き「背後に迫り 凶弾2発」「『日本でこんなことが』」
「『ドーン』広がる白煙 悲鳴/容疑者か 聴衆に紛れ拍手」
「銃自作 自宅からも数丁/山上容疑者『たくさん作った』」
「海自に3年間勤務」
(第2社会面)
「関係者ら『強い怒り』」
識者談話2人、ドキュメント

【日経新聞】
▽1面
「安倍元首相 撃たれ死亡/奈良で応援演説中/67歳 容疑の41歳男逮捕」
「『特定の団体に恨み』/容疑者 安倍氏関係と思い込む」/「『思い継ぐ』首相」
「許されざる蛮行」芹川洋一・論説フェロー
▽2面(総合)「要人警護に綻び」
「元自衛官、手製の銃使用/演説時 海外より態勢甘く」
「死因『失血死とみられる』/安倍元首相 搬送先の病院会見」
社説「絶対に許されぬ民主主義への凶行」/言論への深刻な挑戦だ/選挙への影響最小限に
▽3面(総合)「テロ 民主主義の根幹揺らす」
「元首相銃撃 選挙中に/岸田氏『自由・公正な選挙』指示」
評伝「時代を画した保守政治家/安保関連法・アベノミクスで功績」
▽4面(総合)「『ぼうぜん』『無二の指導者』」
「バイデン氏らが哀悼/海外メディア、相次ぎ速報」
「参院選直前 与野党に衝撃/自民・立民、党幹部の演説中止/党首ら『許されない』非難」
「国内、戦前に現役首相暗殺/首脳狙うテロ 米では現職大統領」
▽5面(総合)「アベノミクス 日本の転換点」
「『3本の矢』で円安・株高/日銀総裁『デフレ脱却へ成果』/消費税2度引き上げ」
「政局、安倍氏死去で激変/政権運営・政策に影響」
▽6面「最長宰相 残した足跡」
写真6枚、年表(小サイズの写真4枚)
▽33面(スポーツ)
「五輪関係者、安倍氏悼む」※「アンダーコントロール」の記述なし
▽社会面見開き「懸命の救命実らず」「自宅に手製銃 数丁」
「急行医師『シビアな状況』/AED探し回る人も」
「拉致被害者家族も動揺/突然の悲報『打ちのめされた』」/「地元・山口の支援者ら涙」
「安全な国はどこへ」坂口祐一・編集委員
(第2社会面)
「捜索に爆発物処理班/住民に一時避難呼びかけ」
「『凶行』拡散 瞬時に/SNSに大量の現場映像」
「警備責任 明確に答えず/奈良県警会見『捜査尽くす』」

【産経新聞】
▽1面
「安倍元首相 撃たれ死亡/奈良で演説中 背後から/殺人未遂容疑 元海自の41歳男逮捕/聴衆面前 距離わずか5メートル」
主張(社説)「安倍氏の死去 卑劣なテロを糾弾する/計り知れぬ損失だ」
▽2面(総合)「民主主義 根幹の現場で」
「首相『絶対に許せぬ行為』」/「言論封殺 野党にも衝撃」
▽3面(総合)「安倍氏『強い日本』牽引」
「外交 『戦後レジーム』から脱却」
「内政 国政選6連勝で最長政権」
「経済 『三本の矢』アベノミクス」
「『天職』を持った稀有な政治家」阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員
▽5面(総合)「防衛費増・改憲 推進力に影」
「外交など 首相も助言あおぐ」
「具体案で低調世論に穴/タブー視の改憲『私がやる』」
「卑劣な蛮行 公正な選挙に万全」
主な発言
 ※「状況はコントロールされている」「こんな人たちに負けるわけにはいかない」
「小沢氏『むしろ自民に有利に』」
▽9面(国際)
「『暗殺』世界が動揺/政治家標的『日本で異例の銃撃』」
▽13面(経済)
「経済界『偉大な功績』/強力なリーダーシップ 惜しむ声相次ぐ」
▽14、15面「不屈の再登板 国益追った安倍氏」
写真12枚、年表
▽21面(スポーツ)
「東京五輪開催に尽力/安倍元首相、延期も提案」
 ※「『状況はコントロールされている』とスピーチ。招致成功をたぐり寄せた」
「原監督が哀悼の意/『尊敬できるリーダー』」
▽社会面見開き「『ドン』爆発音2回」「無事の祈り届かず」
「『AEDを』飛び交う怒号」
「容疑者宅から複数の銃か/5月に勤務先退職」
「警備体制を検証 警察庁」
「銃の自作 容易に/ネット上に製造方法も」/「厳しい銃規制で発砲事件少なく」
(第2社会面)
「『身内失ったような気分』」/「拉致家族『一心同体』」「同級生『思いやりの塊』」
「櫻井よしこ氏『心から憤り』」
「政治家襲撃 過去にも」/「『教育再生 大きな損失』麗澤大 八木教授」

【東京新聞】
▽1面
「安倍元首相 撃たれ死亡/参院選の街頭演説中/奈良 元海自の容疑者逮捕」
「許さぬ。民主主義の破壊」金井辰樹・編集局長
▽3面「『安倍一強』世論を二分」
核心「解釈改憲で安保法制定/アベノミクス 果実まだ」
「モリカケ 国民に疑念■自己責任論を指向 識者に聞く」
▽4面(国際)
「『銃犯罪まれな国 信じ難い』/国際社会の主役 中日関係に貢献 台湾にとり親友 韓日改善に思い/各国で速報」
▽5面
社説「安倍元首相銃撃 言論は暴力に屈しない」/民主主義の土台破壊/歴史の教訓を生かす/違う意見認めてこそ
▽7面(総合)
評伝「分断生んだ『闘う政治家』」
 ※「政権批判の声を上げる聴衆に向かって『こんな人たちに負けるわけには行かない』と声を荒げたこともある。支持層を固め、反対意見を遠ざける政治手法は社会に分断やあつれきを生んだ」
「『言論封殺許さない』/与野党、怒りと悲しみ」
▽16面(スポーツ)
「五輪開催推進 悼む声/安倍元首相死亡にスポーツ界」
 ※「『状況はコントロールされている』とスピーチ。実態と異なるとの批判もあったが、招致成功をたぐり寄せた」
▽20、21面(特報)「参院選 『変えるのは言論』」「戦前想起 力の支配 懸念」
「批判封殺の時代に?/投票行動に影響か」
 ※「こんな人たちに負けるわけにはいかない」
「閉塞感背景、昭和にかけ暗殺次々…戦争へ/『今こそ冷静な議論を』」
▽社会面見開き「参院選2日前 白昼凶弾」「不意の暴力 怒り」
「『ドーン』2回 聴衆悲鳴」
「『しんどい』5月に退職/容疑者 20代で海事に3年」
「街頭演説『非常に警戒』要人警護」
(第2社会面)
「首都圏の陣営 演説中止や警備見直しも」
「『選挙中なのに…』『あまりに物騒』」