ニュース・ワーカー2

組織ジャーナリズムに身を置き40年余

お知らせ:「闘論!週刊誌がこのままなくなってしまっていいのか」(仮題)

シンポジウムのお知らせの転載です。

■週刊誌の編集長たちが集まって、週刊誌のこれからを考えるシンポジウム開催のお知らせ

『月刊現代』『論座』『諸君』など雑誌の休刊が続いています。中でも、昨年の『読売ウィークリー』休刊に見られるよう、週刊誌が極めて厳しい状況にあり、今年中に数誌が休刊になると、まことしやかに囁かれています。
個人情報保護法」、名誉毀損訴訟の増加と賠償額の高額化、『週刊文春』の出版差し止めなどで、週刊誌の現場は萎縮している上に、部数減で、瀕死の状態にあります。
しかし、雑誌の死は、その雑誌が持っている情報も消えてしまうことを意味しています。また、この国のこれからの有り様を、国民が正しく判断するためには、新聞・雑誌・テレビなど「多様な言論」が必要であることはいうまでもありません。
そこで、各誌の現・前・元編集長が一堂に集い、これまで週刊誌が果たしてきた役割や存在意義をアピールし、これからの週刊誌の形を、みんなで考えてみたいと思います。

「闘論!週刊誌がこのままなくなってしまっていいのか」(仮題)
登壇者 田原総一朗佐野眞一・田島泰彦
週刊現代』乾編集長、『週刊朝日』山口編集長、『週刊ポスト』海老原元編集長、『週刊文春』木俣元編集長、『週刊SPA!』渡部編集長、『フラッシュ』青木編集長、『週刊大衆』大野編集長、『アサヒ芸能』佐藤元編集長他

日時 5月15日、金曜日、6時開場→6時半から9時まで
(事前の申し込みはいりません・無料です)

場所 JR四谷駅前の上智大学の教室です(12号館1階の102教室)

主催 上智大学田島泰彦ゼミナールと「週刊誌の未来を考える会」代表者・元木昌彦
問い合わせ先 03−5225−4881(ムックハウス『マガジンX』編集部・有賀香織)
FAX 03−5225−4882
メールアドレス info@mook.co.jp
元木昌彦略歴
1970年講談社入社。「FRIDAY」「週刊現代」編集長。2006年11月に講談社退社。2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)編集長・代表取締役社長を務め、6月末に退任。現在「編集者の学校」を各地で開催。上智大学、法政大学、大正大学明治学院大学などで「編集学」講師