以前このブログで、1945年3月10日の東京大空襲で焼かれながら、戦後に再び若芽を吹いた東京下町の神社のイチョウの木を紹介しました。ふと思い立って先日、そのうちの東京都墨田区押上にある飛木稲荷神社に足を運んでみました。
最初に訪ねたのは1月で、寒空の中に太い幹が立っているだけでしたが、今回はこんもりと生い茂った葉が一部は黄色く染まり、一部は黄緑から黄色へと変わりゆく最中でした。日差しを浴びて黄金色に輝くさまに、強靭な生命力を感じました。静かな秋の日の午後。この平和な時間が続くようにと願いました。
※飛木稲荷神社 東京都墨田区押上2−39−6
京成、東武、東京メトロ半蔵門線の各「押上駅」から徒歩